中野区議会中野駅周辺・警察大学校等跡地整備特別委員会〔平成15年9月12日〕

中野駅周辺・警察大学校等跡地整備特別委員会会議記録

○開会日 平成15年9月12日

○場所  中野区議会第2委員会室

○開会  午前10時00分

○閉会  午後12時13分

○出席委員(14名)
 市川 みのる委員長
 むとう 有子副委員長
 佐野 れいじ委員
 伊藤 正信委員
 きたごう 秀文委員
 高倉 良生委員
 かせ 次郎委員
 若林 ふくぞう委員
 飯島 きんいち委員
 佐伯 利昭委員
 佐藤 ひろこ委員
 来住 和行委員
 斉藤 高輝委員
 池田 一雄委員

○欠席委員(0名)

○出席説明員
 区長室長 金野 晃
 環境部長 寺部 守芳
 資源循環推進課長 大杉 規子
 保健所長 清水 裕幸
 保健福祉課長 川崎 亨
 まちづくり調整担当部長 那須井 幸一
 まちづくり課長 久保田 浩二

○事務局職員
 書記 荒井 勉
 書記 吉田 哲郎

○委員長署名



○審査日程
議題
 1 中野駅周辺のまちづくりについて
 2 警察大学校等跡地のまちづくりについて
所管事項の報告
 1 特別区における一般廃棄物の中間処理について(資源循環推進課)
 2 警察大学校等跡地における道路の都市計画決定について(まちづくり課)
 3 中野駅周辺まちづくり調査検討委員会について(まちづくり課)
 4 その他
その他

委員長
 それでは、定足数に達しましたので本日の中野駅周辺・警察大学校等跡地整備特別委員会を開会いたします。

(午前10時00分)

 まず初めに、本日はお手元に配付の審査日程(案)(資料1)により審査を進めることに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

委員長
 異議ありませんので、そのように進めさせていただきます。
 なお、本日は午後1時から議会運営委員会が行われますので、審査に当たりましては12時をめどに進めたいと思います。よろしいですか。

〔「はい」と呼ぶ者あり〕

委員長
 お願いいたします。
 それでは、議事に入ります。
 議題宣告です。中野駅周辺のまちづくりについて、警察大学校等跡地のまちづくりについてを議題に供します。
 それでは、所管事項の報告を受けたいと思います。
 まず初めに、所管事項の報告1番、特別区における一般廃棄物の中間処理についての報告を受けます。
大杉資源循環推進課長
 それでは、7月16日、区長会において今後の特別区における一般廃棄物の中間処理のあり方について確認がなされました。この件は、中野駅周辺の土地利用に関係することなので、御報告させていただきます。(資料2)
 清掃事業につきましては、平成12年度に区に移管されて以来、収集・運搬は各区、ごみ焼却等の中間処理は一部事務組合を設立し、23区共同で実施してきたところでございますが、将来的には各区が清掃工場を持つこととされておりまして、そのための施設整備計画が策定されてございました。そうした中で、平成14年6月、一組事務局が一組評議会に「一般廃棄物処理基本計画見直し検討会報告」を提出し、新たな清掃工場の建設計画の見直しを提起いたしました。評議会では、この件を区長会の検討事項として処理いたしたところでございます。
 区長会では、かねてから助役会に平成18年度以降も清掃事業の運営形態、いわゆる地域処理についての検討を下命しておりましたので、その大枠について取り急ぎ報告するよう指示し、助役会では作業部会を設置して検討を進めてきたところでございました。この検討の結果がお手元の資料3枚目以降となってございますが、こうした形で報告書にまとめられまして、7月16日の区長会に報告されました。区長会では、この報告を了とした上で、お手元の資料2枚目に添付の資料のとおり、3点を確認したところでございます。
 その内容といたしましては、1点目といたしまして「23区は、工場のある区もない区も相互に協調・連携し、全体の責任として、特別区の区域から排出される一般廃棄物の安定的な中間処理体制を確保することを確認する。」、2点目としまして「その上で、ごみ量の減少、危機的な財政状況、中間処理をめぐる諸課題等の状況変化を踏まえるならば、今新たな清掃工場の必要性はない。そこで、清掃一部事務組合に対しては、この視点に立って施設整備計画の見直しに取り組むよう回答する。」、3点目としまして「今後の特別区における中間処理のあり方については、平成6年の「協議案」にとらわれることなく、改めて区長会で協議することとする。」、この3点でございます。
 この確認により指示を受けた一組は、平成15年8月の評議会において、新宿・中野・荒川の3区の工場の建設計画を削除する内容の施設整備計画の変更を決定したところでございます。
 報告については以上でございます。
委員長
 質疑がありましたらどうぞ。
池田委員
 この助役会の検討の中で、「スリムプラン21」で東京都の基本的な方向というのは定められていますよね。そういう線にのっとった、つまりごみ減量に向けての方策を23区として具体的にどういうふうに追求していくのかというようなことについての検討はされているんですか。
大杉資源循環推進課長
 その点については、この検討の中ではされてございません。
池田委員
 そうしますと、焼却型清掃工場はつくらないと、それで区長会としては今後どういうものを求めていくのかというのは今後の課題としていますよね。そうすると、またこの助役会に下命があって、区長会として、じゃあ、それはどういうふうに具体的に進めていくんだというようなことを検討するというふうになるわけですか。
大杉資源循環推進課長
 今回、区長会におきまして大きな方向性として、今後の特別区における清掃事業のあり方について大きな意味で検討なされるものと思っておりますけれども、具体的にいろいろな取り組み等は現在も23区において進めておりますので、その中で取り組まれていくものではないかと思っております。
池田委員
 これは新聞報道なんですが、うちの区長が今後のごみ処理問題についての発言をされているんですよね。これは都政新報でしょうか。その中で、はっきり言っているわけではないんですけれども、清掃工場のない6区も区内にある区と同等の責任を持たなくてはと思うという言い方をして、23区がお互いに連帯してごみ処理に責任を持つという考え方のもとに、区内についての一定の何らかの処理施設の必要性というようなものに言及しているかのように私は読んだんですけれども、それはどういうことなんでしょうか。
大杉資源循環推進課長
 区長会総会で、今後の特別区における中間処理のあり方について改めて協議されるということを確認されております。その中で検討されていくものですけれども、清掃工場の所在しない区の具体的な役割というのは現在のところ未定でございますが、区としましても必要される役割、果たすべき役割とは何かということについては十分検討しまして、23区の中での役割は果たしていくべきだということだと思います。
池田委員
 この特別区における一般廃棄物の中間処理についての区長会総会の決定によれば、今、課長がおっしゃったような内容であろうというふうに思うわけですから、ということは、これは我々議会も含めて23区区民の英知を集めた今後のあり方についての検討というのかな、全23区的な検討というものが進められていくべきだということでよろしいですね。
大杉資源循環推進課長
 ということであろうと思います。
委員長
 よろしいですね。議会に対しての報告は、議長会の報告等が議運協等で行われていると思いますので、そちらの方の情報を的確にキャッチしていただきたいと思います。
佐伯委員
 この区長会総会の資料を読みますと、「工場のある区もない区も相互に協調・連携し、全体の責任として、特別区の区域から排出される一般廃棄物の安定的な中間処理体制を確保する」ということなんですけれども、現状では一部事務組合が仕切ってやっているからいいですけれども、今後一部事務組合というのはなくなるわけですよね、予定としては。その場合、今、区民の皆さんも一番心配なのは、中野のごみがどこでどうやって燃やしてもらえるのかということがこれから大変心配になってくると思うんですけれども、今度は各区ごとの個別折衝ということになるんですか。
大杉資源循環推進課長
 一組がもうなくなるということは、これまでの「協議案」、3番で「とらわれることなく」と言っています「協議案」に基づいてスケジュール、手順を踏んだ場合になくなるということでございますので、こちらについてもどうなるかということは今後の検討の中で決まっていくものだと思います。その中で、安定した中間処理体制を確保することを確認するということですので、ない区のごみも安定的に処理されるような方策が協議されるものと思っております。
佐伯委員
 やはり、そういったものというのはきっちり早目に煮詰めてもらわないと、中野のごみがどこで燃やしてもらえるのか、一体キロ幾らで燃やしてもらえるのか、区長会の区長さん同士はいいにしても、やはり工場周辺の方はいろいろお考えのある方がいたりとかで、ごみ問題というのはかつての杉並ごみ戦争に見られるようにいろいろ難しい問題も出てくると思うので、1日も早く、工場がないからということで、じゃあ、中野区さんはこれだけの金額を出してくださいと言われて、区の財政にまた膨大な負担になるということになると、また区民の負担がふえてしまうわけだし、その辺の協議というのかな、調整というのを17年度、一部事務組合がある期間に何としても1日も早く、区民の皆さんが安定して、ごみ処理についてそういう方向性がきちっと出せるような努力をしてもらいたいと思いますけれども。
寺部環境部長
 中野区にとって、今、委員の御指摘の安定的な中間処理体制の確保というのはもう至上命題だというふうに考えています。23区の清掃事業全体が、これからこの総会の方向を受けて検討していくことになりますので、区としては安定的な中間処理体制が必ず確保されると、そういうことをしっかりと主張していきたいというふうに考えています。
佐藤委員
 この特別委員会にこの資料を提供された理由ですけれども、ごみの処理のあり方については多分建設委員会の方での議論になるから、この助役会の中身について詳しい御説明が今回ないのは、そうなのかな、読み置いておくだけにしてくださいみたいな御説明だったように思うんですけれども、御報告された理由というのは、この特別委員会であそこの地域を考えていくときに清掃工場の立地というのが前提だったので、その清掃工場の立地が今回の回答によりなくなりましたということがメインの報告になるということでとらえてよろしいわけですね。
 だから、この中身について詳しくいろいろ書かれておりますけれども、ここからこの委員会の委員として読み取ることというのは、清掃工場の立地がそこでなくなったということをここで確認しようよということと、じゃあ、ごみ処理のあり方についてもう一つ関係してくるのが、いわゆる清掃工場の立地と一緒に車庫も移動してくるという話が以前あったと思うんですよ。その辺のことというのは、収集はあくまで区の業務ということはまだ位置付けられていると思いますので、そういう関係性について、例えば当委員会で議論していくことになるのかどうなのか。今まで清掃工場のあり方が当委員会でのかなり中心的な議論の課題だったんですけれども、この報告をもってそのこととの関係性はどうなるのか、議論の対象になるのかどうなのかということの御見解をお聞かせください。
寺部環境部長
 今回の報告の趣旨は、御指摘のとおりの清掃工場の立地に関することということで、立地がなくなったということで御報告させていただきました。
 なお、駅周辺の警大跡地の土地利用転換計画案の中で、清掃関連施設という形で、車庫も含めて計画の中に考え方として載っておりました。それで、その取り扱いも今後どうするのかという課題が当然出てまいります。
 今回の報告の中では、そこまで区としての考え方は触れておりませんけれども、今後駅周辺の検討の中で清掃関連施設についても検討されていきますが、必ずしもそこの警大の跡地にとらわれる必要はないのではないかという考え方もできるわけでございます。そういう意味では、はっきりとした方向はまだ出しておりませんけれども、今後の検討課題というふうな位置付けで考えているところでございます。
佐藤委員
 清掃関連施設という言い方で計画上は確かにくくられているんです。それで、清掃工場の立地はこれでなくなったということですけれども、じゃあ、これからいわゆるごみ処理のあり方をどうしていくのか、中野区としてはどんな責任を背負っていくのかというところで、例えばリサイクルのあり方だとか、いろいろな処理の形態をどこかで引き受けるということになった場合、この清掃関連施設という言い方で位置付けられていた計画の中にその議論がかんでくるのかどうなのかで、この報告の扱いが違ってくると思うんですよね。もし、この計画予定地の中にその議論がかんでくるということであれば、この報告の中身はこれからもずっと追いかけていかなくてはいけないし、より詳しい御報告なりが必要になってくると思うんですけれども、それはこの計画地の中で考えていく必要があるのかどうなのか、どうお考えでしょうか。
寺部環境部長
 先ほどちょっと申し上げたつもりでございますけれども、必ずしも警大跡地にとらわれてリサイクル関連施設、あるいは清掃関連施設が必要だというふうには考える必要はなかろうかというふうに思っております。したがいまして、今の駅周辺の計画の中で、清掃関連施設が完全になくなるとまでは言い切れるかどうかもわかりませんけれども、必ずしもそこで整備をする必要はないということも考えながらやっていけばいいのではないかというふうに思っています。
 今、駅周辺からは清掃関連施設は一切排除しますというところまで言い切る必要もありませんし、必ずしも駅周辺で整備する必要もありませんので、現段階ではっきりとした方向は出せませんけれども、必ずしもこだわる必要はないのではないかというところであります。
佐藤委員
 こだわる必要はないけれども、完全に切り離せないということであるならば、やはりこの動向というか、ごみ処理のあり方の考え方を視野に置きながら、この用地のあり方というのも今後検討していく必要があるということで、引き続きこの報告は当委員会でも追いかける必要があるというふうにお考えでしょうか。
寺部環境部長
 23区の中での中野区の役割、あるいは中野区として独自のリサイクル関係の例えば施設の整備等については、清掃事業部門で当然考えていかなければなりません。そういう意味では、これは建設委員会の所管事項になるかと思いますけれども、中野区としての清掃事業のあり方については引き続き検討をしていくわけでございます。ただ、駅周辺との関連では、駅周辺の検討の方を、これから具体的な検討がなされていくわけですけれども、その中で清掃関連施設がどこまで入るのか、あるいは入らないのかということは今後の検討の中で出てきますので、それ以上のことはちょっと申し上げられないのではないかということでございます。
佐野委員
 私、内容的なことの質問という角度ではなくして、今、私は新人ですので2回目の出席をさせていただいているんでございますけれども、本日こういう資料を配られて御説明をいただきました。私が新人だということで、経緯もわかりませんし、いろいろなことが勉強不足の点もあるかもしれませんけれども、今こういう資料が配られて、例えば中身は19ページありました。それからまた別紙の資料が、A3判でこれだけの資料がございます。これを一遍にここで見て、それで質疑してくれということ自体が、私にとっては非常に無理なことではないかなと思っておりました。皆さんはそれぞれ、いろいろ御経験があるし、また経緯がありますので、いろいろな角度から検討なされておられると思いますけれども、そういったことから、今後のことについてでございますが、この資料自体が事前に配られるようなことの御検討というのはいかがなものでしょうか。
委員長
 委員会を暫時休憩します。

(午前10時20分)

委員長
 委員会を再開します。

(午前10時25分)

 所管事項の報告1番は以上でよろしいですか。

〔「はい」と呼ぶ者あり〕

委員長
 2番、警察大学校等跡地における道路の都市計画決定についての報告を受けます。
久保田まちづくり課長
 それでは、警察大学校等跡地における道路の都市計画決定につきまして御報告申し上げます。(資料3)
 昨年来、当委員会で警察大学校等跡地の道路の都市計画決定について、るる報告をしてまいりましたけれども、9月9日、平成15年第4回中野区都市計画審議会におきまして都市計画の案について諮問を行い、了承するといった答申があったことにつきまして御報告申し上げます。
 資料につきましては、その都市計画審議会の主要な資料と諮問、それから答申文をお配りいたしました。
 まず、1枚目を見ていただきたいと思います。「都市計画図書」と「参考図書」というふうに書かれておりますけれども、2枚目に「計画図」、それから3枚目に「計画書」、これが主要な都市計画の図書でございます。それから、3枚目の「標準断面図」ということで、これにつきましては以前、7月に都市計画の決定、それから警察病院の払い下げというような中でも報告をしておりますが、基本的には同じような内容でございます。
 場所は、2枚目の図をごらんいただきたいと思いますけれども、中野区画街路1号というのが杉並区境を早稲田通りから南下しまして、早稲田通りに並行に補助223号と224号の交差点にぶつかるような道路でございます。それから、中野区画街路2号というのは、野方警察署の境を早稲田通りから区画街路1号に向かう道路でございます。
 その内容としましては、3枚目にございますが、東京都市計画道路、既に決まっている都市計画道路の計画に区画街路の1号と2号を追加するというようなもので、東京都市計画道路の変更(中野区決定)というふうに書いております。内容でございますけれども、その表にございますように中野区中野四丁目にそれぞれ延長630メートル、160メートル、2車線で幅員20メートルの道路を追加するというものでございます。理由としましては、「跡地の土地利用転換における地区内交通の集散処理および歩行者空間の向上のため、追加する」というようなものでございます。
 また1枚目に戻っていただきたいんですけれども、「経緯及び今後のスケジュール」ということでございますが、これにつきましては都市計画審議会関連の経緯を載せてございます。それで、今年度に入りまして、去る7月の当委員会の中で、跡地におきます警察病院用地の払い下げ、それから当該道路の都市計画決定について、財務省の諮問機関であります国有財産関東地方審議会で了承されたというようなことを報告申し上げましたけれども、それを受けて6月20日に都市計画の案として決定をして、その後、6月23日に東京都知事あて同意の協議書を提出して、7月に同意の回答をいただきました。その後、7月28日から都市計画の案の公告・縦覧、それから意見の収集を2週間行いました。この中で、縦覧者は二人、意見書の提出は特にございませんでした。この結果を受けまして、9月9日の都市計画審議会に諮問を行ったというところでございます。
 以下、諮問文につきましては、最後の1枚をごらんいただければと思います。表の方に諮問文が書いてございます。「都市計画法第19条の規定により諮問する。」ということで、先ほど言いました東京都市計画道路の変更についてということを行いました。
 それで、答申文でございますけれども、裏面をごらんください。審議会の中でさまざまな御意見が出されました。こういったことを受けまして、これを附帯意見として案を了承するかどうかにつきまして採択を行いました。この結果、当日、都市計画審議会の委員23名中20名が出席をされておりまして、16名の賛成と4名の反対ということがござましたけれども、答申については了承するということが採択をされました。
 その附帯意見でございますけれども、下段に四つ示しております。一つは、周辺の土地利用計画の方向性を踏まえ、事業化を図るものとするということで、これにつきましては清掃工場が中止されたということで、今後の土地利用計画の方向性をちゃんと踏まえて事業化を図るものということでございます。
 それから2点目が、後ほど報告を申し上げますけれども、中野駅周辺まちづくり調査検討委員会の検討の内容について、都市計画審議会にも報告をするものということでございます。
 3点目につきましては、道路の断面構成といった構造につきましては、区民の皆様等の意見を踏まえて決定して事業化を図るものということでございます。
 それから、最後でございますけれども、これは道路以外の敷地の部分について、例えば建築物の壁面の後退によって歩行者空間の充実を図るというようなことのために地区計画の導入を図るものとするといったような附帯意見をつけたというものでございます。
 また1枚目に戻っていただきたいんですけれども、9日の都市計画審議会を受けまして、最終的に都市計画として決定につきましては告示をもって行うということでございまして、中旬ごろに告示、それから図書の縦覧を行うということでございます。また、東京都知事の方には関係都市計画図書の送付を行うというものでございます。
 以上でございます。
委員長
 質疑ありましたらどうぞ。
斉藤(高)委員
 今の報告の中で、都計審、反対、賛成があったということですけれども、簡単に言ってどのような反対の議論があったんでしょうか。
久保田まちづくり課長
 先ほどの答申文の附帯意見のところの1番でございますけれども、清掃工場がなくなったということで土地利用が変わるのではないかと、利用計画が変わるという中でこの都市計画道路を決めることはどうかというようなことがございました。それから、あとは道路の構成等について、例えば直線じゃなくてもいいのではないかとか、構造についてもう少し工夫をしたらどうかというようなお話がございました。
斉藤(高)委員
 それから、この道路の件ですけれども、新しい道路が南の方に向かっていますが、さらに東へ向かった中で、これは幅員が20メートルということですから、中野区役所の駐車場とかサンプラザ、この辺は今20メートルありませんけれども、区としてはどのようなお考えなんでしょうか。
久保田まちづくり課長
 今後のまちづくりにつきましては、中野駅周辺まちづくり調査検討委員会の中でも検討するわけでございますけれども、例えば区役所の駐車場の部分については、現在でも道路よりも敷地側に歩行者空間を確保して歩道上の整備をしているという実態もございます。サンプラザについても中野区として取得を目指すということでございますので、将来的には、ここの都市計画道路の幅員は15メートルでございますけれども、20メートル程度にしていくというような整備をしていくとか、都市計画として変更していくといったことも十分想定をしてございます。
斉藤(高)委員
 それから、この図面を見ていまして、例えば新しく道路ができたとしますよね。そうしたら南下というか、南側の方はその時点ではどのような形になっているんでしょうか。
久保田まちづくり課長
 先ほどありました清掃工場を含めて、南側の土地利用については大きな見直しをしなければいけないということでございますので、ここに計画をする施設が当然出てきますので、そこへのアクセス路といったことから新たな都市計画道路等の道路が必要になってくるというふうに考えております。
かせ委員
 何点かにわたって質問したいと思います。
 まず、確認の意味ですけれども、この都計審で決定された内容というのは、これまでにあった計画ですけれども、平成13年6月、東京都・中野区・杉並区でまとめました警察大学校等移転跡地土地利用転換計画案、これがもとになって東京都あるいは国と交渉されてきたというふうに思っているんですが、それでよろしいんですか。
久保田まちづくり課長
 あくまで都市計画道路については、確かに土地利用転換計画案を踏まえて交渉をしてきましたけれども、清掃工場については中止されるといったことも考慮に入れて交渉をしてきてございます。
かせ委員
 先ほどの報告にもありましたけれども、区長会でこれ以上の清掃工場は必要ないということで、中野区の清掃工場が事実上必要ないというふうに決断されたのが7月16日付の書類だというふうに思いますけれども、そうしますと、その前にこの計画、4月の段階では、たしか都計審で発表されていましたけれども、そのときにはこの案なるものが出されていましたよね、道路計画の。
久保田まちづくり課長
 このスケジュールにございますとおり、4月14日に本道路の都市計画の決定に関する報告を都市計画審議会の方にしてございます。
かせ委員
 そうしますと、非常に矛盾が出てくるんだろうというふうに思うんですよね。当初の計画では清掃工場が非常に大きなウエート、特に最初の計画では、ちょっとここにありますけれども、平成13年度の計画案です。この中には、お持ちでないと思いますのでちょっと読んでしまいますけれども、3ページに道路の整備方針というのが書かれています。そして、その整備方針の中では、地区幹線道路の整備方針ということで、1番として整備の基本的な考え方とされています。そして、マル1としては市街地の構造骨格の形成、跡地の将来土地利用の基本構想に対応した道路の構想整備を整える。周辺住宅市街地の整備に資するとともに、居住環境の保全に配慮した道路整備を図る。2番目として、周辺道路網との有機的連結と機能の分担ということで、周辺道路というのは早稲田通りとか、この辺の中野の通りとかということだと思いますけれども、そしてそのほかとして、3番として特別な施設への円滑なアクセスというふうにしています。それで、1番目に挙げられているのが清掃工場というふうになります。
 それで、この道路計画については2回、3回というふうに多額の税金を使って調査がされていると、その基本になっているのが、日働200トン、二つ抱えた清掃工場に対して、トラックが何百台ですか、ここに集中する、それが周りの交通に対してどういう影響をするかというものが大きなウエートとして道路計画が出されているはずなんですよ。そして、駅及び駅広場へのアクセスということでは、これについては、今からもう十数年前ですけれども、区民参加で検討会議が開かれましたが、その中では、特にここの地域については清掃工場があったとしても、それはできるだけ表の防災公園とか広場とかに影響を与えないような工夫ということでさまざまな案も出ていましたよね。一つには地下化というのもありましたけれども、これは杉並区との合意が得られないということでなくなったわけです。しかし、その中でもその方針というのは生かされて、できるだけ空間を区民のために使いやすいものとしてやっていこうというのが基本的な流れだったというふうに私は認識しています。
 そして、ここを見てみますと、一つも警察病院というようなことは書かれていないんですよね。さまざまな施設の中の一つとしてこれがあるんだろうというふうに私は思いますけれども、もともと警察病院が入ってきたのは、かなりおくれてきた話ですけれども、そうしますと、今ある警察病院、そして将来できるであろうと予想した、大きなウエートを占める清掃工場、それでこの清掃工場がなくなったということになると、警察病院と中野の区役所あるいはサンプラザ、これが主な施設ということになってしまうんですよ。そうしますと、これまで検討されてきたそもそもの土台が根本から変わってしまうということになるんじゃないでしょうか。まずそこでお聞きします。
久保田まちづくり課長
 土地利用計画の中の導入施設については、先ほど言いましたように清掃工場がなくなるということで大きな変更はあるかと思いますけれども、将来的な都市の市街地の構造骨格は道路でございます。それで、警察病院も含めていろいろな施設が入る、特に警察病院については整備が決まったというようなことで、当然この跡地が幾つかの利用がなされるという中では、当然道路というのが非常に重要な位置を占めるということで、ここにもあります市街地の構造骨格の形成といったことから、道路については将来にわたって非常に重要で必要だということで先行的に位置を定めて、今後の土地利用を、例えば南側の清掃工場を含めたところの見直しについてもこの道路を前提として考えていきたいというところでございます。
かせ委員
 都市の構造骨格の形成というのはあれなんですけれども、これも今言われているのを見てみますと、今後警察大学校の跡地に新たな、いわゆる近代的な都市といいますか、そういったものを想定しているようなふうに聞こえてしまうわけですけれども、もともとこのときの計画はそういう発想じゃないんですよね。ここの警察大学校の中に、ほかの都市にあるようなデパートであるとか、超高層のマンションであるとか、そういったものを想定した計画にはなっていないんですよ。よく読んでいただければ明らかですけれども、こういうことを書いてあります。
 1番には、緑豊かな公園や道路を広く確保し、広域避難場所としての防災機能の充実を図る。これを1番に目的にしています。緑豊かな公園ですよね。これは防災公園であり、またこれからできようとする施設についてもそういった機能を付加させようというものが書かれていますよね。
 それで、2番目には都市生活を支える基盤施設である清掃工場、−−清掃工場が出てきます。オープンスペースの確保、生活文化拠点としての機能の充実、中野駅周辺にふさわしい都市景観の創出というふうに書かれています。それで、このあれになっているのは、前々から区民参加で出てきたようなさまざまな区民要望にこたえていこうと、安全な憩いの場所ということがこの中には書かれているわけですよ。
 そしてまた3番目には、区民のスポーツ活動、健康保持や福祉のための施設など区民生活の資質向上に資する施設ということを言っています。これは何なのかというと、いわゆるいろいろなスポーツ要求がありましたけれども、広場でスポーツができるようにとか、あるいはいろいろな施設の中にこういった機能を持たせるとか、そういったこと、それから福祉の問題についても、警察病院はその中に入るんだろうと思うんですけれども、想定されているよりもっと幅広いものがここの地域の中で期待されていたわけですよ。
 そして4番目には、都市居住を実現する安定型住宅、今後のまちづくりを円滑に進めるための再開発住宅等というのは、これはそういう施設等を合築した形でのさまざまな施設が検討されるべきではないかというようなこと。そして、5番目には、地域の活性化に資する文化交流施設ということ。こういうようなことが書かれているわけですよ。
 それで、この方針に基づいてやられるというのはやはり重要なことだと思うんですね。これは、方針はまだ否定されておりません。そういうことから言いますと、今、区民参加で新しい構想の検討が出されている、あるいはその構想についてもさまざまな意見要望といいますか、さまざまな議論が出てくるだろうと思うんですよ。そうしますと、この計画が今すぐに、都市計画決定なされてしまったわけですけれども、実施計画をつくるとか何とかということになってしまいますと、これはもう始まってしまえば後戻りができないというのが開発というものですよね。だから、そこのところについては慎重に慎重を期さなければならないというふうに思います。そういったことで、私の言ったことについて何か御意見があれば。
久保田まちづくり課長
 今のお話につきましては、都市計画審議会の中でもいろいろありまして、そういったことを踏まえて先ほどの附帯意見の中で、1として都市計画としては定めるけれども、周辺の土地利用の方向性を踏まえてちゃんと事業化を図りなさいといった附帯意見がついたというふうに我々としては考えております。それで、当然現在の土地利用転換計画案につきましては、後で御報告申し上げる中野駅周辺まちづくり調査検討委員会の中でも書いてございますけれども、道路と警察病院以外については原則的に見直しを図っていくといった考えでございます。
委員長
 都市計画決定から逸脱する質疑じゃなくて、それはまた次の3番で中野駅周辺まちづくりの調査検討委員会についての報告がございますので、その中で質疑をしていただいてもよろしいかと思いますけれども、よろしいですか。
池田委員
 今、課長がおっしゃった、附帯意見がついていると。それで、今、かせ委員が指摘したようなことについても、周辺の土地利用計画の方向性を踏まえ事業化を図るものとするということで、何らかの修正が加えられるかのような、そういうふうに私は受け取ったんですけれども、そんなことって、できるものなんですか。
久保田まちづくり課長
 この修正ではなくて、事業化に当たってはそういった土地利用の方向性を踏まえてちゃんとやりなさいということでございます。実現の段階ではちゃんとやりなさいということでございます。
池田委員
 つまり、こういう1号、2号の都市計画道路ですね。かせ委員が言ったように、当初これが計画をされたのは、一番重要な、必要度の高い施設としては清掃工場があったわけですよね。それに基づいてこういう道路がつくられた。ところが、それがなくなってしまったと。それで、先ほどの環境部長の答弁でも、そういう焼却型清掃工場にかわるような施設が必要なのか必要でないのか、そういうことも今は全く未知数だと、今後の検討の中でそれは決めていくんだというふうにおっしゃっているように、ということは、今はないということでしょうね。それで、こういう計画が決まった。しかし、これは警察病院のために必要なんだということだったですよね。だけれども、素人なりに一般区民が考えて、1民間病院である警察病院の周りを20メートルの道路でばっちり囲んであげるような、そういう道路が本当に必要なんだろうかというふうに思いますよね。警察病院ってそんなに何千人も何万人も人が来るところなんだろうかと、ここの周りをぐるぐる警察病院に来る患者の車が回るんだろうかと、だれだって思いますよ。かなり大きな病院だって、例えば一番近くで言えば東京医大だって主要な道路は前面道路、青梅街道しかないですよね。それを青梅街道並みの20メートルの道路を周りにぐるっと回すなんて、だれが考えても異常だと思うんですよ。
 となれば、この附帯意見については、例えばこの道路については事業化をしないと、あるいは延ばすというようなことが考えられるということをおっしゃっているんですか。
久保田まちづくり課長
 ですから、事業化の段階で当然すべて整備を行うのか、例えば段階的に整備をするとか、いろいろな方法はあるかと思いますけれども、方向性が決まるときにその辺のことは十分注意をしてやりなさいということだと思っております。
佐藤委員
 この道路については、当初は確かに清掃工場ということがメインでしたけれども、途中の議論のところで、さっき話に出ていたように、病院が先に立地するからその境界線としてつくっていくんだという議論がその理由として先行してきましたよね。それで、清掃工場については今回なしという決定になりましたけれども、一部事務組合からそういう考え方が出された段階で、ほとんど立地されるかどうかもあやふやになってきた段階から、どちらになってもこの道路の設置は必要であるという観点で議論がされてきたと思うんです。それで、主に病院の立地をきっちり確保していくということが、この道路の計画上先行していたように私はずっと聞いていたんですけれども、そのことの確認と、それから病院の立地が、20年度に開院ということで先行してこの土地にされるという予定になっております。その予定のためにこの道路の計画決定をしていくという議論の経過であるならば、この道路の事業認可と着工自体は病院よりも後になっていますよね。それで既に、病院をつくるならば、病院へのアクセスをより早く便利なようにという区民の方からの御意見も寄せられております。ぐるっと早稲田通り側からしか入れない形よりも、できれば近い位置からアクセスできる形をつくられていくということは、病院ができるのであれば区民の利便性から考えても道路の必要性はあるんじゃないかと思うんですけれども、道路をつくるということが、病院と同時じゃなくてかなり後になってしまっているということは、これはこれからの計画の中でそういう整合性とか、あるいはほかの施設の問題もあります。時期についても早くとかという形での見直しもできるのか、あるいは着工とか道路をつくること自体の期間というのはやはり後になってしまうのか、その2点について。
委員長
 委員会を暫時休憩します。

(午前10時53分)

委員長
 委員会を再開します。

(午前10時53分)

久保田まちづくり課長
 土地利用転換計画案では、確かに都市計画決定の時期に病院の方ができて、その後道路の方が工事を行うというようなことになっておりますけれども、やはり病院が19年度の末にはオープンするということであれば、当然利便性を考えて駅からのアクセスの道路については一定程度の整備が必要だろうというふうに考えております。
 しかしながら、先ほど言いました地区幹線1号の南側の土地利用がどういうふうになるかによって、当然道路の中に必要な、先ほど委員長からもありましたけれども、どういうインフラを入れるかといったことも当然検討も必要になってきますので、中野駅周辺まちづくり調査検討委員会の中でいろいろな検討をするわけですが、できるだけ区としては病院の開院時期までにそのアクセス路の確保といったことで一定程度の整備を行っていきたいということは考えてございます。
来住委員
 簡潔に2点だけ伺います。
 この決定された道路の延長、中野区街路1で630メートル、街路2で160メートルという、いわゆる道路の位置が確定されているわけですが、要するに緑をどう保存するかという声はここに対しては非常に高い、全区民的な要望だと思います。今の段階で、この630メートル、いわゆる20メートルの道路をここにぶち抜いた、将来的な問題ですが、もしこの中でこういう形での事業化される場合に、現在のあれだけ大事に保存されてきた樹木に、何本の木にどういう影響が出るというような調査はありますか。
久保田まちづくり課長
 この都市計画の決定に当たって事前に測量等を行っておりまして、その中でどういう木があるかといった調査については、現況についての調査は行っております。
来住委員
 それは委員会として要求すれば出せるということでしょうか。
久保田まちづくり課長
 今、手元にはございませんけれども、その調査の結果のものを加工なり、見やすくするといったことでの御提供はできると考えております。
来住委員
 後で委員会にお願いしたいと思いますが、もう1点、今回の確定された道路に隣接している杉並区の施設用地、ここには福祉施設ということが言われて、杉並さんとしてはそういう希望が出されていると思うんですが、特養ホームなのかわかりませんが、そういう施設がもしできるとなると、もちろん中野区民にとってもいろいろな意味で影響といいますか、いい意味での影響があると思います。
 今回の中野区としての決定に際しての杉並区との協議、いわゆる現在、今回決定されたのでいくと杉並区の施設用地に半分しかかからない形になりますね。そうしますと、杉並区の福祉施設との関係で言うと、当然杉並区との協議が今までもあったんだと思うんですが、それはどういうレベルでどういう協議が行われているんでしょうか。
久保田まちづくり課長
 杉並区さんには、この道路の都市計画の決定を行いますということで、前々から協議はさせてもらっております。
来住委員
 杉並区側としてはこれで了と、中野区さん、どうぞということというふうに理解してよろしいんでしょうか。
久保田まちづくり課長
 基本的に土地利用転換計画に沿って位置を決めておりますし、杉並区の中に道路が入っているわけではございませんので、了ということでございます。
来住委員
 休憩してください。
委員長
 委員会を暫時休憩します。

(午前10時58分)

委員長
 それでは、委員会を再開します。

(午前11時00分)

 休憩中に、ただいま来住委員の方から資料要求がございましたので、関係理事者と協議をいたしました結果、次回委員会までに都市計画決定を見た道路沿線の樹木のイメージ図と申しますか、位置図というんですか、それを資料要求することに決定いたしますが、よろしゅうございますか。

〔「はい」と呼ぶ者あり〕

委員長
 異議ございませんので、資料要求をさせていただきます。
 他に質疑ありますか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

委員長
 それでは、所管事項の報告3番に移ります。中野駅周辺まちづくり調査検討委員会についての報告を受けます。
久保田まちづくり課長
 それでは、中野駅周辺まちづくり調査検討委員会につきまして御報告申し上げます。(資料4)
 調査検討委員会そのものにつきましては、後ほど詳しく御説明を申し上げますけれども、第1回を9月3日に公開で行ったということで、その資料について、かなり膨大なものを御提供差し上げました。先ほどいろいろ御議論がありましたけれども、本当に直前でしたので、なかなか事前に提供というのは非常に難しかったものですが、調査検討委員会そのものも公開で行っておりますので、資料についてはそのときに出したものをできるだけ御提供ということで、この量になったことを申し上げます。
 それでは、表の「まちづくりの背景」ということから御説明を差し上げます。
 これまで、区としましては、先ほどもありました警察大学校の跡地の土地利用転換計画案や南口の二丁目の市街地整備計画案等を策定してきたわけでございます。その中で、警察大学校の跡地については、先ほどありました警察病院の整備が決定されて、道路についても都市計画の手続に入ったということでございますが、これも報告がございましたとおり、中野地区の清掃工場について中止が決まって、それからサンプラザについては区が取得を目指すということで、中野駅周辺を取り巻くまちづくりの情勢が大きく変化してきているといったことから、警察大学校の移転跡地の土地利用転換計画案につきましては、中野駅周辺を視野に入れた見直しが必要だということでございます。
 この転換計画案につきましては、前回の当委員会でもございました関係から、一番最後に別添という形で御提供申し上げました。
 2の「調査検討委員会の設置目的」でございますけれども、区としては中野駅周辺を対象に、賑わいの心の育成・整備、これは都市計画マスタープランで位置付けておりますが、賑わいの心の育成・整備を目指し、また、まちの活性化ですとか、産業振興の視点も踏まえて、改めてまちづくりの調査検討に着手したということでございます。この調査委託の一環として、中野駅周辺まちづくり調査検討委員会を設置するといったものでございます。
 それでは、3枚目の別紙1、ここに調査委託の概要を書いてございます。
 目的等は今申し上げましたけれども、受託者は財団法人東京都新都市建設公社といったところでございまして、委託の期間ですが、6月16日から3月30日まで、内容としては、現況の調査、それから計画作成の業務、それから事業化に当たっての検討の業務、そういったことをまとめて中野駅周辺まちづくり計画の素案といったものを作成したいといったことでございます。それで、この調査の流れに沿って調査検討委員会を開催していって、素案の作成をしていきたいといったものでございます。
 それから、調査検討の体制といいますか、フレーム図ということで、もう一つめくっていただいた別紙2に簡単なものを書かせていただきました。
 委託としましては、先ほど言いましたように新都市建設公社と委託をするわけですけれども、その委託の中で調査検討委員会を設けて、そこでは学識経験者、区民の代表、それから行政機関といった方に委員になっていただいて、議論をしていただいて、方向性を出していくというようなことがございます。
 一方で、当委員会のように議会の方に当然説明、報告をして御議論をいただくといったこともございますし、区民の方々には意見の募集、意見交換会、シンポジウム等でいろいろな御意見を伺ったりするといった機会をつくるということでございます。
 また、そのほか、現在進めております基本構想の審議会や区民ワークショップ、それから産業まちづくり調査会といったものも並行して行われておりますので、そこへの情報提供に努めたいといったことでございます。
 これが今の調査の検討の体制でございます。
 それでは、もう一度表に戻っていただけますでしょうか。今回のまちづくりの「調査検討の与条件」と申しますか、前提条件として区が何を考えているかというようなことが前回の本委員会でもございましたので、現段階で考えております条件といったものを列挙させていただきました。
 大きな一つでございますけれども、警察大学校の跡地の土地利用転換だけではなくて、中野サンプラザの将来的なまちづくり用地としての活用、それから南口の供給公社の住宅の建てかえに合わせた拠点の整備、それからサンモール等既存の商店街、こういったところの連携によって、中野駅を中心とした賑わいの心の育成・整備といったものを目指したいといったことでございます。
 2番目ですが、これは清掃工場の計画の中止に伴って、跡地の土地利用計画については警察病院と区画街路の1号・2号以外については原則として見直しを行っていくというものでございます。
 それから、3番目ですが、広域避難場所として指定されております区役所一帯については、当然跡地も含むわけですけれども、ここでは防災公園、それからオープンスペース等の空地を確保していくと同時に、警察病院や区役所等と一体となった防災拠点を目指すといったことでございます。
 それから、4点目でございますけれども、道路や公園等の都市基盤の施設整備につきましては、開発者による負担を原則として、できるだけ区の財政負担を軽減するといったことでございます。
 2枚目をごらんください。「調査検討委員会の委員の構成」でございます。これにつきましては後ほど、5の「調査検討委員会の開催」の中の配布資料で詳しくは御説明を差し上げますけれども、委員会の委員につきましては、矢島隆計量計画研究所常任理事を含む学識経験者4名のほか、区民の代表13名、その中に公募委員として5名、そのほか東京都、財務省、中野区の職員10名から構成されております。そのほか、関係行政機関によります専門部会といったものを設置して、その中で制度的な検討等も行っていくというものでございます。
 それでは、5の「調査検討委員会の開催」でございます。先ほど冒頭に申しましたように、第1回目を9月3日、区役所で一般公開で開催しております。その配布資料につきましては、別紙3に大きくつづってございます。
 まず、別紙3−1をごらんください。ここでは議事次第を示しております。当日配布した資料でございますけれども、お手元にあるものが主たるもので、そのほか席次表とか、当該エリアの用途地域図等も配布しておりますけれども、そういったものは今回は割愛をさせていただきました。
 先ほど言いました3−1につきましては、議事次第でございます。区長のあいさつ等を行って、委員の紹介をして、委員長を選出した後で議事に入ったということです。議事内容としては、調査の目的・対象区域、それから地域の概要、最近の情勢、まちづくりの課題、まちづくりの方向性といったものについて事務局から説明をした後で、できるだけ多くの委員から御意見をいただきたいということで、後ほど議事の要旨もつけてございますが、意見を聞いたというような状況でございます。
 第1回目ですので、いろいろな方から意見をお聞きしました。これをもとに、今回、第1回の委員会の中で示した方向性とか課題といったものについては、当然今後見直しといいますか、もう少し精度の高い検討をしていかなければならないと思っていますし、土地利用のゾーニング等といったことも第2回目につなげていきたいと考えております。
 それでは、3−2をごらんください。別紙3−2でございますけれども、検討の対象区域でございます。実際はこの図面はもう少し大きな、A3の横で提供差し上げたところでございます。
 それから、別紙3−3、これが委員会の委員の名簿でございます。学識経験者につきましては、矢島隆計量計画研究所常任理事が委員長に就任をされております。矢島常任理事につきましては、日本都市計画学会の副会長でもあるということでございます。それから、副委員長については東京工業大学の中井教授、そのほか、鳥栖日本都市総合研究所代表取締役、それから財団法人新都市建設公社の理事であります松浦理事が学識経験者として参加をされています。
 そのほか、区民代表としましては、そこに書いておりますが、関連の町会、それから商店街、商工会議所といった方のほかに5名の公募の方が参加されております。当初、3名程度というふうに募集では書いたわけでございますけれども、かなりの応募がありまして、後ほどその数等も記載しておりますけれども、24名の方が応募されました。その中で5名を選んだということでございます。
 それからあと、財務省、東京都、中野区から参加をしてございます。
 続きまして、3−4をごらんください。これが実際の議事のときに使った資料でございます。当日は、その次のページにありますように、これは6枚のカットを示しておりますけれども、プロジェクターを使いまして、大きな画面でこれを1枚1枚映して説明をしていったということです。この6枚のカットの映ったものもお手元の方には御提供差し上げたというところでございます。この中で、調査の目的以下いろいろ示しておりますけれども、細かくは説明ができませんけれども、順次見ていただきますと、中野区の置かれた状況、東京都の計画の中での位置付けですとか、中野区の人口構成、1世帯あたりの人口とか居住期間、土地利用の状況、用途地域の面積の割合、住宅の種類、そういったものをいろいろまずは提示をさせていただきました。
 その後で、対象区域がどうなっているかということで、警察大学校の土地利用転換計画図等も提供しております。そのほか鉄道の状況、バスの状況、都市計画施設の整備の状況、避難場所、その避難範囲はどこまでかといったことも提供しています。そのほか、現在の地域の写真を皆様の方に提供しました。
 それから、もう少し進んでいただきまして、この資料の8ページ、ちょっと見にくいんですけれども、8ページといったところに最近の情勢ということで清掃工場の問題、サンプラザの取得、警察病院の建設といったことも説明をしました。
 その後で、先ほどもありました区民の公募委員の候補者の意見、それからアイデア募集の主な意見といったものもここで簡単に御紹介をしました。この内容は、後ほどまたペーパーがございますので省略をしますけれども、その後、まちづくりの課題といったことで、簡単に中野区の特徴として位置付けですとか人口、土地利用、産業、その他といったことをまとめて、対象地域について全般として弱みがどういったものなのか、強みはどういったものなのか。エリアにつきまして、全般の特徴だけではなくて、警察大学校跡地周辺の地域、それから中野通りを挟んだブロードウェイ側の地域、それから南口の地域、最後に駅そのもの、こういう四つに分けまして特徴をここに書いてございます。
 そういったものを踏まえまして、10ページにまちづくりの方向性ということで、まちづくりの視点、ここではさまざまな都市機能が複合して新しい環境の創造が必要だろう、誰もが安心して生活できる居住環境の創造とか、医療、教育、防災等が充実したまちづくり、防災性に配慮したオープンスペースといったことを視点として挙げておりまして、そのまとめとしては、新規の開発を活用して幅広い生活者・来街者を呼び込む生活基盤の向上を目指すということで、基本コンセプトとしては中野らしさの魅力、それから都心としての利便性、新しい都市機能といったものをミックスしたらどうかといったことが出されております。
 それを踏まえて、先ほど言いました各地区ごとの整備の方向性ということで、たたき台ではございますけれども、跡地周辺ではどういう整備が必要か、ここでは医療・教育、業務機能等の新たな都市機能の集積、確実な交通処理・まちづくりの実現に対応した基盤整備といったことを示しておりますし、ブロードウェイの周辺では活気ある個性と魅力をもった商店街の保全・育成といったこと、防災性のまちづくり、南口についても駅前の顔づくり、駅そのものについては街の玄関としての機能充実といったことをここでは示しております。
 その後、想定のスケジュールということで、これは最短で行った場合についてはそれぞれ調査の後、都市計画の手続、事業の認可といったことで、警察大学校跡地では最短でもこのくらいはかかるだろうというようなものをお示ししております。
 そのほか、参考としまして、中野の駅が他のまちと比べましてどういった位置付けにあるかといったものをいろいろと参考図として示しました。12ページの真ん中の上の68と書いたところなんですけれども、いろいろなまち、ビジネス街だとか、大規模な集客のまちとか、いろいろあるんですけれども、中野というのは非常にまちの個性が平均的だというようなことがここでは示されてございます。
 そのときの資料の説明については以上でございます。
 それから、別紙3−5でございますけれども、先ほど申しました意見募集、それから公募の委員の意見について抜粋を書いております。それから、応募者の年齢構成等もここでは簡単にまとめております。さまざまな意見があるといったことで、ごらんをいただければと思います。
 こういう資料を提供いたしまして、各委員から質疑、それからいろいろな御意見をいただいたということで、別紙3−6にそのときの議事要旨ということでまとめさせてもらっております。実際の委員会が9月3日ということで、正確さに若干欠ける面がございますが、事務局の責任で速報版という形でまとめさせてもらっております。今後、これを見ていただくとちょっとわかりにくい表現がかなりあるかと思いまして、それぞれ発言者の確認等も含めて、正確な議事要旨を作成していきたいと思っております。それから、この調査検討委員会の紹介、先ほど言いました正確な議事要旨につきましては、ホームページ等で公表を図っていきたいと考えております。
 この議事を見ていただくとわかりますけれども、まずは事務局から説明した後で財務省から補足の説明がありました。国有地の売却については原則としては一般競争入札と。ただ、跡地の移転費については売却費で賄うために早く処分が必要だといったこと。
 それから、区民の方々からいろいろな御意見をいただいております。この中では、跡地に大規模な施設ができると人の流れが変わるですとか、駅そのものの新しい改札が必要だとか、南北交通、東西交通の充実、そういったことが言われておりますし、若者の遊ぶところがないとかですね。
 あと、東京都からは、中野は都市基盤が弱いと、それから中野で中野に関係する仕事をした方からは、中野は基本的に変わっていないんじゃないかといったことがございました。
 それから、学識経験者からの意見としては、例えばこの一番最初にございますが、大きく変化することを区民が望むという前提であれば、この地区は大きな変化の可能性が高いというようなことがございました。ここでは、生活をベースにした開発のコンセプトを考えるべきだろうと。賑わいの拠点といったことであるならば、区民以外の力、来街者といった方々の力を頼む必要があるだろうと。そこでは、大規模性を生かしたことが大変化のポイントであるというような話がございました。また、防災拠点につきましては、公園で実現するのか、箱モノといいますか、建物と一体となった施設といいますか、機能として位置付けるのかというような話。そのほか、開発の手法については、区がどれだけ関与できるかといったことが鍵だろうと。区が跡地を買うということであれば、その借金については当然区民の理解が必要だろうといったこと。それから、単純に跡地を切り売りするようなことがあると、多分ほかのまちと変わらない平凡なまちができるだろうといった御意見もございました。
 そのほか、区としての見解、それから財務省の見解が示されております。
 以上が調査検討委員会の議事要旨でございます。
 もう一度、済みませんが、2枚目をごらんください。「調査検討委員会の開催」のところの2段目でございますけれども、第2回につきましては11月6日、木曜日を予定しております。まだ会場の方は未定でございますけれども、今後、年度末までに委員会については4回程度開催していきたいと思っております。
 それで、「目指すべき方向」ということで書いてございますけれども、中野駅周辺にどんな都市機能が必要なのか、必要な導入都市機能はどんなものか、それから強化すべきものはどんなものかといったこと、それから適切な土地利用の実現といったものを目指しまして、都市計画制度等による方向性を示すほか、警察大学校跡地を含む北口の周辺、それから公社住宅周辺を中心とした南口の市街地、このあたりを中心としました事業化の方向性を示したいと思っております。
 それから、「今後の予定」でございますけれども、この調査検討委員会にあわせまして、7月20日の区報で意見募集を行っておりますけれども、こういった意見の募集、意見交換会、シンポジウムといったものを開催するとともに、基本構想の審議会等への情報提供によりまして基本構想の策定と整合を図りながら、年度末を目途に計画の素案をまとめていきたいと思っております。その後、意見の募集、これはパブリックコメントとしての位置付けでございますけれども、そういったこと、それから関係行政機関との最終的な調整を行って、計画案としてまとめて、早期に事業化を図るべき地区については都市計画の手続を開始して事業実現を目指したいということでございます。別紙4に今言った内容のフローを示しておりますので、ごらんいただければと思います。
 以上で中野駅周辺まちづくり調査検討委員会についての御報告を申し上げます。
委員長
 どうもお疲れさまでした。資料が膨大なので、これは引き続き特別委員会にかけて質疑をしていくということでよろしいですか。

〔「はい」と呼ぶ者あり〕

委員長
 今のところ、突然というわけでもございませんでしょうし、また調査検討委員会の内容でもございますので、そこいらを踏まえた上で質疑をどうぞ。
池田委員
 今、委員長おっしゃったように、今後の委員会の中でも当然質疑の対象となるものだろうというふうに思うんで、きょう、時間もあと30分しかありませんから、本当に言いたいことだけをちょっと質問させていただくということにさせていただきます。
 今、報告書の中に、別紙4にスケジュールが載っていますよね。このスケジュールと、それから調査検討委員会の構成メンバーを見ますと、今まで中野区が取り組んできたまちづくりの進め方とかなり違うなという感じを私は持つんです。まず、物すごくスピードが速いということですね。前の中野駅周辺のまちづくりの検討の際は、区報で検討のための区民会議の募集をして、それが約10カ月議論をするんですね。これは相当なメンバーによる検討会議でしたけれども、ここでまず10カ月やると。それから、その後に今度は学識経験者などや、あるいは再開発にかかわるような専門家が加わって、区民の要望に基づいて10カ月議論を行うと。さらにその後、8カ月ぐらいの中で、区民も入った利用計画をつくっていくというふうな経過をたどって、それで、ここに当時の報告書がありますけれども、94年に中野駅周辺土地利用計画案というのができているんですよね。ですから、3年かけてやっているわけですけれども、今回このスケジュールでいくと、もう2004年には都市計画の手続に入ると、区民が参画できるのは実質的にはわずか6カ月と、こんな早いまちづくり計画というのはないんじゃないかと思うんですね。
 しかも、従来出されてきた警察大学校等周辺の土地利用転換計画のうちは、警察病院と、今さっき論議した1号、2号を除いては見直しを行うと中野区は発言していますよね。それで、補助221号線、何か住民の皆さん方から大変いろいろな意見が出ている、中央線と並行した、環七からこちらに入ってくる道路ですけれども、それも必要に応じて変更もあり得るというふうな、かなりこれは物議を醸すようなことを割とさらっと中野区は発言されているわけですけれども、そんなことも含めて、従来の駅周辺計画にとらわれない、新しい駅周辺計画をつくるというのが区長のねらいでしょう。それを、2004年にはもう都市計画の手続をするなんていうのはとんでもないんじゃないですか。
 しかも、この調査検討委員会の構成メンバーが、確かに区民の皆さん方、公募の5人の方、あるいは町会の代表の方など13人が入っておられますけれども、そのほかのメンバーは、これはもう都市再生の専門家、官僚であり、極めてそういう実行にたけた専門家が入ってきているわけですよ。しかも、都市再生本部、御存じのように小泉首相が本部長ですけれども、閣僚全員が委員になって構成されている都市再生本部による東京都の都市再生が今、じゃんじゃか進められているわけですよね。そういう中で、東京における都市再生の実行部隊が副委員長であり、事務局に入っている。これは論議する期間の短さと含めて、この中でそういう専門家がばんばん意見を言って、今の大きな流れである都市再生に沿ったまちづくり再開発計画をここで短期間に有無をも言わせずあっという間につくってしまうという、そういうねらいがあるというふうに私はどうしても思わざるを得ないんですが、いかがですか。
久保田まちづくり課長
 対象エリアはかなり広いんでございますけれども、ここで事業化を早期にしなければいけないというのは、やはり跡地のあたりと南口の住宅供給公社のあたりということで、ここでは跡地がかなり重点に置かれるわけでございますけれども、跡地については財務省としては早く処分をしたいと。下手をすると処分をされてしまうというようなこともありますので、区としては明確な方向性を早く示したいといったことで、こういった短期間の中でやっていきたいと。先ほどありました区民の参加をしていただいた御議論は十分あるわけですので、そういったものは当然それをベースにしていかなければならないと思っております。それを踏まえて、今回は、特に跡地については早期の計画づくりを目指したいといった考えでございます。
池田委員
 いつもその手なんですよね。北口の広場のときもそうでした。建設省や財務省が中野区からの利用計画案をいついつまでに出せと言っているので、それに間に合わせなければいけないと。私が記憶しているのは、当時の助役が本部長で、この北口利用計画の責任者でやっていましたけれども、この秋には出さなければいけないんだと、だから、時間が迫られているんだから、何しろつくらなければいけないんだということでもって、総額350億円にも上る、地下3層の壮大な地下駐車場計画をぶち立てましたよね。計画を立てたところで御破算になってしまいましたけれども、いつも同じ手なんですよ。だけれども、事は中野区民の生活に直接かかわる問題であり、また警察大学校等跡地等は国民の財産でもあるところですよね。国の意向が最優先で、もう売っちゃうから売っちゃうから、おまえたち中野区民の言うことなんか聞いてられないよと、早くやらないとこっちで勝手に売っちゃうよと、もう競売しちゃうよという、そういう脅しをかけてきて、こういう貴重な国民の財産、区民の財産であるものについて、非常に短期間の間に一定の意図に基づいたまちづくりでまとめてしまうというのは余りにも乱暴過ぎるんじゃないですか。そういう国の方針に唯々諾々と従うんですか。
那須井まちづくり調整担当部長
 今、非常に短い期間ではないかという御指摘がございましたけれども、それでいつも同じだということでございますが、これまで随分と長い間の時間をかけて、現実には事業化に至るような計画にならなかったということで、その後、サンプラザの問題、清掃工場の問題という変化も生じてきたということでございます。私どもとしては、区民への貢献、区民といっても住んでいる方ももちろんでございますけれども、この区で都市活動を行っている方も含めて、いかにここの中野駅周辺を区民に貢献できるようなまちにしていくかということが非常に重要だと思っております。有無を言わせずということではなくて、きちんと区民の意見を、公募意見、3人のところ5人、たくさんの応募をいただいたので5人にしたというようなこともございまして、区民の意見もきちんとお聞きをして、これは実現性のあるまちづくりというものをもう実施していかなければいけない、ならないというときに来ているんだろうと。それともう一つ、国の急ぐという動向を課長からも御説明させていただきました。片やそういう状況はございますけれども、このまちづくり、これだけ大規模なものでこれまでにはないと思います。区主体でこの事務局を務め、調査も実施し、そういったことでこれを進めているところでございまして、私どもはできる限りこのまちが早く実現し、これは区民の意見を聞いて、どういうまちになるかはこれからでございますけれども、実現し、区民に貢献できるものにしていきたいと、そのように考えているところでございます。
池田委員
 皆さん方はそういうことが一番中野区民にとってよかれというふうにお考えになっているのかもしれませんけれども、しかし、一番これとかかわり合いの深い皆さんというのは当該地に住んでいる皆さんであり、その周辺に住んでいる皆さんであり、この再開発計画の影響を最大に受ける皆さん方ですよね。そういう皆さん方の意向を一番尊重するということこそが自治体にとって大事なことなんじゃないですか。だから、91年の取り組みのときには、当初の区民検討会議には80人の区民の皆さんが参加をされて、たくさんの皆さんですから、ああでもない、こうでもないといろいろな、皆さん方から見れば、もう何を言ってるんだというような論議も恐らくされたんだと思いますけれども、でも、それが重要なんだというふうに思うんですよ。そういう経過を今回は全く抜きにしてしまって、最初から都市計画の、都市再開発の専門家がじゃんじゃか入って、それで中野はこうあるべきだ、あああるべきだと、これがあなた方区民にとって一番いいんですよと、そのためには急がなければいけないんですよというふうにやっているとしか私には思えないんですね。
 それで、何でこんなに急ぐのかということでいろいろ考えたんですが、都市再生法に基づく特区の、これは10年の時限立法ですよね。この辺を中野区も加わってやろうとしているのかなと。でなければ、何でこんなに急ぐのかという理由が、国からもうここは早くしないと競売に出しちゃうよと一喝されたぐらいでそんなにがたがたしてしまうというふうには私は思えないので、そういう意図があるんじゃないかというふうに考えているんですけれども、その辺はないですか。
那須井まちづくり調整担当部長
 こういった駅周辺の土地を都市再生のために生かすということについては、そういった方向で、ただ、内容は都市再生といってもいろいろあるわけですね。今の再開発的なというお話も何度かございますけれども、それは環境、木密とかいろいろなことで都市再生は言われているわけです。そういった意味で申し上げているんですけれども、都市再生ということは大変重要なことであろうと思っておりますが、今現在、私ども都市再生の時限立法という、そういったことで縛られて急いでいるということではございません。先ほど申し上げたとおり、よいまちをつくっていきたいと、先ほど言いました住んでいる方、それから都市活動を行っている方、産業等にも貢献しなければいけないという要請もあるわけでございまして、今の都市再生の時限立法ということで急いでいるということは当たらないかと思っております。
池田委員
 その辺はちょっと今後の経過を見ないとわからないですよね。一概に、ああ、そうですかと信用するわけにもいきませんし、全体の流れとしては今の都市再生の方向に、私はこのまちづくりは沿っているというふうに思いますよ。
 それで、東京都が、中野区は都市基盤が弱いと、開発にあわせて土地利用の転換も必要だとかというようなことを発言していますよね。今の東京の都市再生の表から見た大きな特徴というのは、職住接近、それから遊、これを複合的におさめた複合超高層ビルをつくるというのが東京の都市再生の中心ですよ。六本木もそうでしょう。それから汐留もそうですよね。汐留なんかは、ちょうど31ヘクタールですから、この中野と面積的にはそんなに離れていないんですけれども、あそこで都市基盤整備で東京都が出した税金は1,450億円ですよね。
 だから、都市基盤整備というのがやはりこの都市再生の中でかなり重要な位置を占める。都市基盤整備を行って、民間の出資をさせて構造改革を進めていくんだというのが都市再生本部の方針ですから、それに沿った都市再生というのが今、東京じゅうで、もうあちらこちらでばんばん進められている、完成したところもあるという、そういう状況ですよね。これに乗りおくれないということで、皆さん方、わずか1年で区民の意見をまとめて、今までの中野駅周辺計画を御破算にしたような計画をつくろうというわけですよ。
 今までの中野駅周辺の計画というのは、どちらかというと公共施設中心のものになっていますよね。これは平成5年、1993年3月に発表された中野駅周辺土地利用計画ですけれども、ここに出ている利用計画、これは文化センター、子ども環境科学館だとか、文化交流施設だとか、福祉住宅、再開発住宅、警察庁ビルとか、桃丘小学校、中央中学校、健康スポーツ、健康センター、サンプラザ。サンプラザも壊すなんてことは当時考えていませんから、サンプラザというふうなことでもって、これは今度の周辺まちづくり検討委員会の中でどなたかが発言しているような、要するに賑わいの心となり収益が上がる、税収が上がるようなまちづくりということとはちょっと違いますね。この計画では、ここでは税収は上がらないですよ。ほとんどが区や公共の施設が中心となった土地利用計画になっているわけですから、それを大きく転換をさせようという、今までの、つまり中野区の流れとは全く違った方向でのまちづくりを進めようというのに、こんなに短期間でやっていいんですか。再度お聞きします。
那須井まちづくり調整担当部長
 その時間的なこと、それからもう一つは区民の人数のこともありましたけれども、私ども、その中で特に時間のことを、短期という御指摘もございましたが、やはり時間をかければいいんだということではないんだと思うんですね。やはり、私ども、きちんと区民の意向を踏まえながら、着実に実現性のあるものを目指していきたい、そのように思っているわけでございます。ほかからの、先ほど御指摘のありましたように国ですとか、財務省が急いでいるという、与件としてはございますよ。ございますけれども、国の都市再生とかというような流れの中で、これは繰り返しになりますけれども、私どもは急いでいるわけではございません。
佐藤委員
 いつまでも警大跡地のところをあいたままにしておかないということでいくならば、本当に区民の利用に供すために、そして国の方が先に何か処分をしないうちに中野区としてきちっと区民とともに計画を決めていく必要があると思います。
 そういう意味でいうと、何年もかけてつくっても、つくられたときにはもう時代に合わないという計画を今まで私たちも持ってきたわけですよね。土地利用計画はまさにそうだったと私は思うんですけれども、だから、今の区民に合う形での検討を積極的に進めていく必要はあると思います。
 そういう意味で、さまざまな区民会議、基本構想審議会、それから産業まちづくり調査会、それから区民のワークショップ、すべて並行した形での検討をこの期間に進められていくということで、できるだけ、短期間ではありますが、区民の意見をさまざまな角度で集約した形での検討をしていただきたいと思うところですが、この調査検討会が、第2回が11月になっておりますよね。随分間があいている。それから、せっかくつくられた、さまざまな区民の方が加わった調査検討会なのに、素案をつくるまでに4回しか開かないという、その回数ももったいないかな、もうちょっと期間を詰めて、検討の時間が短いのであれば、期間を詰めて何度も開かれた方がいいとは思うんですが、この11月に2回目を設定された、それから3回目、4回目も既に設定されているんですけれども、多分その期間の間は主に委託先の公社が調査をさまざまされて、具体的には考え方のベースになる調査検討を行っていかれるんだと思うんです。それで、この2回目の節目のときには、例えば具体的にこういったことが出てくるから、だからこのときに、11月のここに2回目を設定しているんだということの段取りをつけられているんだと思うんです。だから、11月のこの日というふうに設定されていると思うんですけれども、この調査が進んで、このときにはこう出てくるというふうなある程度の段取りを、ここでは概略しかわからないので、次回にでもお示しいただければありがたいかと思うのが1点。
 それと、1回目に開かれた調査委員会で、この要約を見ますとかなり区民の方が発言していらっしゃる部分が多いですよね。それで、メンバー構成でいくと、確かにもうすごくお歴々が並んでいらっしゃって、東京都、国も含めての議論の場であるということでいくと、一般区民の方が気おくれしてなかなかという場面なのか、傍聴してみないとわからないと思うんですが、ここの報告ではかなり発言していらっしゃるという感じなんですが、様子はどうなんでしょうか。かなり区民の方たちが発言しやすい状態になっている、それで積極的にいろいろと区民がかんでいけるような議事進行、場づくりにされているかどうか、その雰囲気をお伝えいただければと思います。とりあえず2点について。
久保田まちづくり課長
 まず1点目の第2回目が大分離れているじゃないかというようなお話ですけれども、これは第1回目で、先ほど言いましたかなりの意見が出ましたので、区としてこの意見をどういうふうに集約をするといいますか、今後のまちづくりの原則的なところをやはり最初に固めておかないと議論が拡散してしまいますので、今回の1回目を踏まえてその辺の原則的なところを固めたいというところで、委託先の公社ともどもかなり議論をしていきたいといったところから、2回目を設定していったというようなところでございます。
 それから、二つ目の今の質問でございますけれども、第1回目ということで自由に意見の発言を促したということで、最初に区民の代表の方から御発言があって、それでいろいろな意見が出てきたということで、非常に発言しやすいように委員長の方で図っていただいたというような状況もあるかと思います。それで、行政機関の方は、財務省についてはその土地処分の話を中心にしましたし、それほど行政の方から何かというようなことではなくて、第1回目は区民の方からありました。
 それからあとは、委員長そのものが中野区の区民でございますので、区民が発言しやすいように御配慮いただいたというようなことが一番にあるかと思います。
佐藤委員
 一番最も、どういう方向性で整備をしていくのか、区の考え方はあらあら出ておりますけれども、それを区民とちゃんと共有していく、それから区民の考え方をきちっとこのまちづくりに向けて、どんなコンセプトで持っていくのか、いわゆる清掃工場の従来の計画を中心とした計画自体がもうなくなってしまったわけですから、1から出直しという状態ですよね。そういう意味では、どんなまちにしていくのかというところでの議論そのものが大事だと思うんですけれども、じゃあ、2回目のときにはそれまでの区民意見を集約された、区の方が公社と一緒に整理をして、そしてある一定程度の考え方を出されて、そしてまた2回目にさらに区民の方からさまざまな御意見をいただいて議論していただくという段取りなのか、その節目節目の段取りですね、それを、今言えなければ次回のときにでもきちっと、ここの獲得目標みたいなのを一つひとつ教えていただければと思います。
 そのコンセプト、考え方をきちっとつくっていくためには、やはり検討の回数をもうちょっと重ねなければいけないのかなという思いがありますので、あともう一つ、今までの計画との違いというのは、今まではいわゆる区が整備していく、区が財源を持って整備していくという考え方がかなり大きかったと思います。清掃工場にしたって、公が税金を使って整備していくという考え方が多かった。だけれども、こういう税金が全体的に破綻の状態の中で、税金を使って整備していくという考方そのものを、どんな形で整備していくのかをもう一度考え直さなければいけないということも大きな課題ですよね。どんな手法で整備手法があるのか、そのことは例えばいつの時点で出てくるのか、3回目なのか、あるいはぎりぎり4回目なのかということもあると思うんですけれども、そういう委員会への報告もあると思うんですよ、こういったことを今検討しておりますので、この辺の御議論をいただきたいということ。漠然と、きょうは全体の流れの御説明ですけれども、節目節目で議論しなければいけない、いわゆる段取りを示していただければと思います。
久保田まちづくり課長
 委員会の検討のフローということで、中には大粗のものは載せておりますけれども、今、佐藤委員から御指摘がございましたように、今後どういうふうな形でこの検討委員会を進めていくかということにつきましては、次回の本特別委員会の中でもう少し区の考え方をお示ししていきたいと思っております。
飯島委員
 済みません、3点ほど。
 まず、別紙2の調査検討のフレーム図というのがあります。このフレームは、あらあらのフレームというお話がありました。それで、ちょっと気になるのは、基本構想の審議会、区民ワークショップの中野区役所との情報の出し入れというのはありますね。それから、産業まちづくり調査会との情報の出し入れというのはあるんですが、中野区役所とこの中野駅周辺まちづくり調査検討委員会との間の情報のフローというのはこのスキームだけではよく見えない。それで、中野区役所とは東京都新都市建設公社との間の調査委託契約等のやりとりがあるだけなんですね。
 本来から言うと、中野区役所の中の入ってくる情報の流れ、これがやはりちゃんとされなければならない、これは何かというと事務局体制なんですね。この中野駅周辺まちづくり調査検討委員会の事務局の体制、まちづくり課長がお話しになったからまちづくり課が中心なんでしょうけれども、果たしてそれだけのことでいいのかどうか。これだけ大きいものになると、かなり横断的に物を考えなければならないだろうなと、これはやはりちゃんと示しておく必要がある。
 それから、入ってきた情報のアウトプット、つまり外に出していく、この中野駅周辺まちづくり調査検討委員会の情報の出し方というか、これもどうこの中で情報を扱っていくかという、そういう情報の流れ、フローをきちっとしないと明確にならないわけですよね。ですから、この図だけでいくとどこか偏っているかな、中野区役所の中でだけ情報がストックされてくるという、こういうことになりがちなので、この辺はきちっと改めて情報の出し入れ、流れを明確にしていただく必要があるだろうということが1点です。
 それからもう一つ、別紙4というのがありまして、スケジュールについて、他の委員からも御意見がございました。早過ぎるとか、いろいろな御意見はお考えとしてあろうかと思いますけれども、もう煮詰まってきているという意味では、タイミング的にはそうそう先に延ばすわけにはいかない課題なんだろうなと。ただ、十分な取り組みは当然その中で必要でしょう、そういうことなんですが、一つ、この中間報告というのは帯が入っていますね、この12月に。それで、両方ともいわゆる工程がそこで一たん切れる。ですから、これはじゃあ何の中間報告なんだと。下の方を見ていくと、基本構想関係のワークショップも何か帯が切れている。基本構想審議会は別に帯も切れていないとなっているので、これはどんなことを想定した中間報告なんだということです。
 それからもう1点、産業まちづくり調査会というのがあって、これが同じように基本構想関係、基本構想審議会と同じような扱いになっているんですが、答申と最後に書いてあるんですね。産業まちづくり調査会って、諮問か何かされて答申をするような構造になっているのかどうなのか。これはたしか極めて限定的なメンバーがおやりになっているんじゃないのかなという感じなので、同じような扱いになっているのはどうしてなんだろうと。それで、どんなものが出てくるんだと。だから、さっき言った産業まちづくり調査会との情報の出し入れ、書いてあるんですけれども、中野区役所の中にはね。でも、実際に預かっているのは区長だけじゃないのという感じもするんですが、具体的に産業まちづくり調査会はどういう答申を最終的に想定されているか。要するにどういう諮問をされていて、それがどう中野駅周辺まちづくり調査検討とかかわってくるのかというのが、このスケジュール表ではなかなか明らかにならないなということなので、以上、情報の流れの問題と、要するにフレームというか、やり方のスキームですよね。それと、スケジュール上、中間報告ってどういうことを想定されているか。それから、産業まちづくり調査会というのはいかなる諮問を受けて、これがどう来るのか、このままだとただあるよというだけみたいにも、何のやりとりもあるのかどうかもわからないというような感じもありますので、その辺の説明をお願いします。
久保田まちづくり課長
 まず第1点目の情報の出し入れでございますけれども、確かにこの図では少しそのあたりが不足していたかなと思っております。もう少しわかりやすくしたいなと思っておりますが、ここでは、区としては当然委員会そのものも公開でやるというようなことも含めて、区民の方の御意見をお伺いする場をできるだけ設けたいといったことでございます。委員会そのものの、先ほど言いました議事録も含めた紹介等をホームページ等でできるだけ早くやっていくといったことも考えておりますし、それからそれに対する意見等も受け付けるといったことで、情報の出し入れについては十分やっていきたいと思っております。
 それから、2点目の中間報告ということでございますけれども、これは先ほどもありました区としての基本的な考え方ですとか、土地利用のどういうふうなゾーニングといいますか、計画といいますか、あり方について一定程度の方向性が出たら、それを区民の皆様にお知らせというか、ホームページだけではなく、区報ですとかいろいろな形で提供していきたいというふうなことでございます。
 それから、区民ワークショップのところは、たしかここでそちらの方の中間報告か何かが出るのでこういう表記をしてしまったんだと思いますが、ちょっとそこはもう一度確認をしたいと思っております。
 それから、産業まちづくり調査会につきましては、たしか区長からの諮問を受けて調査会として答申を出すというようなことで行われているかと思っております。それで、我々まちづくり課としましてもその調査会の方に参加をして、十分な情報をこちらとしても得ていきたいと、その中で中野駅周辺について、そういう産業まちづくりの面から参考になるものについてはこのまちづくりの方に活用をしていきたいというふうに考えております。
飯島委員
 もう時間も押していますから何ともあれなんですけれども、このフレーム図というのは、別に中野駅周辺まちづくり調査検討委員会の情報公開云々の問題じゃないんですよ。要するに、中野区は今大きく分けて、課長の認識だと基本構想の審議会、それから産業まちづくりの調査会、御自分のお仕事に関連するものとして二つあって、いわば3本立てになっているよと。確かに事実、規模の大きさ、影響力、それから今後の方向性ということを考えて3大プロジェクトと言っていいかもしれない。でも、それはそれぞれに密接に関連があるんですよね。そうでしょう。それぞれが相手を参考にしながらやっているというんじゃなくて、それはもう三位一体と、別の意味ですけれども、この三つが、それぞれがそれぞれの表現としてあるんだと、そう思わないとやはりおかしいんじゃないの。そうじゃないと、中間報告も、何かワークショップの中間報告にあわせて中野駅周辺まちづくりの方向性、ゾーニングその他の方向が決まれば、その情報も公開していきたいというんだけれども、それで、どんなのがあるかもよくわからない。じゃあ、一体そのお互いの関係は何なんだと、わからないわけですよね。
 それから、産業まちづくり調査会も事務局がそれは入っていますよ。だけれども、それがどう中野駅周辺まちづくり調査の検討委員会の中に生かされてくるかというのが大事なわけでしょう。生かされてくるかというより、そういうことって、お互いがお互いを踏まえていかなかったら、最終的には整合のとれないものになるおそれだってあるわけでじゃないですか。だから、その辺はきちっとしないとおかしいですよ。御担当になっている側からすれば、自分のところからこの二つを見ているように思うかもしれないけれども、ほかのところから見れば残りの二つも見ているんだし、もっと言えば、基本構想審議会というのがやはりベーシックにあるとするのが当然ですよね。だから、そういうことの間の問題。
 それからもう一つ、中間報告、この段階のこのスケジュールで考えるなら、もうペーパーとしてまとまっていなければだめ。中間まとめとして、もうあるものとして形が示されなければ、とてもこのスケジュールでは間に合いません。そして、そこからパブリックコメントなり何なり、意見をもらってくるという構造になってこなければ。方向性について何か情報を公開するみたいな話では、これはもう勝負にならない。そんな事務局のスケジュール想定でいたとしたら、仕事は進みませんよ、できない。だから、ここまでに中間の取りまとめを続けていくとすれば、こういうスケジュールでどうなんですかということが逆に考えられてこなければならない。そういう意味では、きちっとしたスケジュール、これでいけるというんなら、いけるという根拠をきちっと示して、ところどころにちゃんと打ち出されているものについてはどういう内容のものなのか、これは十分練り上げたものとしてお示しをいただきたいなと思います。
 やはりこれは拙速であることも時に必要かもしれないけれども、しかし、それは十分な、こういう問題については、都市計画にかかわるようなことについてはそれでは済まない。計画決定したものを変更するのは大変ですよ。だから、その辺を考えても、十分力量上からいってどうなんだと、それからその3者の関係はどうなんだと、きちっとした対応を、やはりこれはどうなんですかね。担当の室長さんもいらっしゃるようだから、そこできちっとお示しがないとうまくないんじゃないかな、こういう気がしますが、いかがですか。
金野区長室長
 今のお話しいただいたさまざまな検討課題の中で、一番全体的な、包括的なことを内容の範囲でも、また将来の時期的なスパンでもやるのは基本構想の検討だというふうに思っております。
 基本構想審議会の事務局には全部の部長が出ていて、基本構想審議会の審議状況を把握するということにしておりますし、また、区長を長とする基本構想策定本部会議を設置しておりまして、そこでも各部の部長が出ています。そういった中で、この産業まちづくりの検討の進捗、それから中野駅周辺まちづくりの検討の進捗ということをそれぞれ報告し合って調整していくというのを基本の形にしようというように思っています。また、個々の検討にあわせて調整が必要な場合は、関係部長での協議、あるいは庁議等での全庁的な協議ということを行いながら、全体調整をしていきたいというように思っております。
那須井まちづくり調整担当部長
 今の中で、中間のまとめの御質問がございましたけれども、中間のまとめにつきましてはただいろいろな条件だけを示すということじゃなくて、今後、今回いろいろ資料を出させていただいているのは1回目の検討委員会の資料でございますけれども、その2回目、3回目というところで、これは課長の方からも御答弁させていただきましたが、土地利用の基本構想、それから公共施設の計画ですとか土地利用の誘導の計画、それから事業手法だとか、そういったものをきちんとお示しをして、もちろん中間の段階でということですから中間の取りまとめをして、さらに区民の皆様の意見をお聞きすると。それで、それについては年度内ぐらいに行いたい。もう今から準備ということですが、準備は進めておりますけれども、今のところまだお示しするようなものはできておりません。2回、3回目に向かって、12月末に向かってそれをつくり、中間のまとめとしていきたいと。それで、その後、その中間のまとめについては、内容をきちんとまだ決めておりませんけれども、シンポジウム等を開催し、幅広く区民の意見をお聞きしたいというふうに考えております。
 それから、補足になりますけれども、基本構想、それから産業まちづくりということについて、これは区長室長からお話があったのでそのとおりでございます。私どもとしてももちろん三位一体という観点に立って、課長の説明がちょっと細かいところに終始したかもわかりませんけれども、そういったものを全体としてにらんで、私どものこの調査委員会は個別のプロジェクトでございますので、基本構想と少し視野が、視点が違っている、もうちょっと基本構想は全体の大きいところ、それからこの調査委員会は個別のプロジェクトという違いがございますけれども、きちんと調整し、それから産業まちづくり調査会の方につきましても、賑わいの心を育成していくんだということで産業振興という重要な観点も踏まえてこのまちづくりを計画していかなければいけませんので、産業まちづくり調査会でも、示した資料はいろいろ御指摘のとおりの不備もございますけれども、そういったことできちんと三位一体となって対応していきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。
斉藤(高)委員
 12時ということですので、ちょっと二、三分オーバーしておりますので1点だけお伺いします。
 この調査検討委員会の中で、清掃工場の中止に伴って土地利用計画は警察病院と区画街路1、2号以外に原則として見直すということになったんですね。そうしますと、今いろいろな方から声が出てくるのは、この南側の方がいわゆる更地、空き地になってまいりますよね。そういう中で、民間の進出というものは考えられていないかと思いますけれども、そこで、別紙1に、聞き漏らしたかわかりませんが、マル5に「土地利用誘導計画(民間事業者等に対する進出意向調査等も含む)」とありますけれども、これ1点だけお聞かせしていただきたいと思います。
久保田まちづくり課長
 この調査の中で、すべて公共側が進出するというか、公共側の施設をつくるというわけには多分いかないだろうということで、当然民間の企業等が進出するといったことも想定しなければいけませんので、需要があるかどうかというようなことも含めて、ここでは調査と書いてありますけれども、ヒアリング等を行ってそういった情報を十分収集していきたいと考えております。
来住委員
 調査の検討の対象の規模、それから先ほど答弁されましたけれども、基本構想に与える最終答申ですね。いわゆる調査検討される内容の規模の面からも、それから区民へ及ぼされる影響、区財政への問題、そしてこれからの中野区の基本構想に反映されるであろうこの最終答申を、半年というこういう短い期間でこれだけの大事なものを結論を出すと、いわゆる答申をまとめていくと、計画案をつくるということについては、改めてこういう進め方は絶対容認できないということを申し上げておきます。
 一つお聞きしますが、JR、いわゆる中野駅の南北問題、北口、南口もありますね。このいただいた中では、これは中野区の答弁ですか。中野駅に対しさまざまな区民要望があるので、まずは駅周辺のまちづくりを検討した上でJRと調整したいとあります。中野駅、いわゆるJRはこの検討委員会にはなぜ入っていないんですか。当初からそれは除外をしたということですか。それとも拒否されたということですか。
久保田まちづくり課長
 今の御質問にあったものがやはり審議会の中でもございまして、そういったことに対して、先ほど言いましたように中野駅に対しさまざまな区民要望があるので、まずは駅周辺のまちづくりを検討した上でJRと調整していきたいといった立場でございます。あくまでまち側の方を考えた上で、駅の方との調整をしたいといったことでございます。
来住委員
 当然この駅のあり方が、今後の検討の過程の中でたくさんの委員の方から当然関係して意見も出されるだろうと思うんです。当事者がそこに参加をしていない中で議論をし、まとまったものをJRと協議をすると、逆さまじゃないですか。
久保田まちづくり課長
 最初から入っていただくというようなこともあるのかもしれませんけれども、やはり一定の考え方をお示しして、その過程で調整を図りたいといったことでございます。
来住委員
 そうしますと、まとまったものをJRと調整する過程で、JRからの意見、いわゆる調整がつかないときには、それについてはどうなさるんですか。
久保田まちづくり課長
 もちろん、費用の負担といったことがございますので、そういったことも踏まえて調整に当たらなければならないと思っております。単にやってくださいというわけにはいかないと思いますので、そういったことを考えて調整に当たるといったことでございます。
来住委員
 だから、その費用負担問題はこういう場合の一番大きな問題になるわけですよ。当初から検討の中にJRが参画しないで、JRが結論を受け入れると思いますか。今のJRの企業といいますか、体質的なものには触れませんけれども、今の企業の運営状況を見てそれは甘いんじゃないですか。
委員長
 委員会を暫時休憩します。

(午後12時09分)

委員長
 再開します。

(午後12時10分)

那須井まちづくり調整担当部長
 ただいまの最後に御指摘いただいた、JRに対して甘いのじゃないかという御指摘でございますけれども、確かに厳しい交渉をしていかなければならない相手ではあろうかと思うんですね。そういったところで、私ども、そういったところと調整し、自治体側の負担だとかいろいろなことも考えていくに当たっては、まずはまちづくりの方をきちんと考えて、恐らくこちら側の警大の方ですね、区役所側とか、それからもう一つ、北口の方、サンロードの方、それから南口の方といった一つの歩行者の動線というか、回遊というか、そういったこともいろいろ検討した上できちんと申し上げ、要望することは要望していく。そういうことをしない限り、やはり甘い調整になってしまう。つまり、JRに今から入ってもらって、その辺をぎりぎり詰めるという段階ではなかろうというふうに判断しております。
委員長
 本日のところはよろしいですか。それでは、今現在の所管事項の報告については、先ほど来何回か申し上げましたように、次回、次々回の本特別委員会にてまた質疑を受け付けることをお約束しておきます。
 それでは、以上で所管事項の報告は終了です。
 その他で何か報告はありますか。よろしいですか。
 他になければ、すべての所管事項の報告を終了します。
 それでは、委員会を暫時休憩して、次回の委員会運営についてお諮りいたします。

(午後12時11分)

委員長
 それでは、委員会を再開します。

(午後12時12分)

 次回の委員会日程は、第3回定例会中の10月20日、月曜日に午後1時から第2委員会室で行うことに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

委員長
 それではそのように決します。
 以上で本日予定した日程はすべて終了ですが、委員各位から発言がありましたらどうぞ。
池田委員
 9月24日からの予定で、警察大学校の本体、校舎とか学生の寮などの解体工事が始まるというふうに地元に伝えられておりますが、そのための地元説明会が9月19日に予定されています。環境部として、この問題についても積極的に住民の意向を踏まえて対処していただけるということを本会議答弁でもいただいておりますが、今度もそういう要望が住民からあった場合には対処していただけるのか。それからまた二つ目には、9月19日の説明会にも出席していただけるのだろうというふうに私は思っておりますが、その辺はどうなっているでしょうか。2点お伺いします。
寺部環境部長
 警大等跡地をめぐる環境問題については、環境部の方で適切に対応してまいりたいと思います。
委員長
 他にございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

委員長
 ないようでございますので、以上で本日の中野駅周辺・警察大学校等跡地整備特別委員会を散会します。どうもお疲れさまでした。

(午後12時13分)